増永工務店のリフォーム部門
TTMプランニング
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そもそも燻煙熱処理とはどのようなものかについてご説明したいと思います。
燻煙熱処理とは、読んで字のごとく、
「木を燃やしたときに出る煙を利用して熱処理する方法」
です。木材を、木材(の廃材)の煙で燻して、木の持っている狂いを軽減させ、併せて乾燥を促す方法で、
直接加熱式と呼ばれる木材乾燥法の一つです。
この熱処理方法は、わが日本の木材の加工現場では、昔からの知恵として使われてきた方法です。
しかし、西欧の「蒸気」を使用した乾燥方法が日本にも広まるにつれ、いつのまにか廃れてしまったのです。
しかし近年、環境問題やバイオマス、健康問題等が重要視されるようになったことをきっかけに、
燻煙熱処理の持つ力に再び注目が集まってきたのです。
燻煙熱処理材は、変形しにくい・滑らない・消臭効果があるetc....今求められる素晴しい木材です。
(有)増永工務店は、燻煙熱処理材「薩摩の燻し杉[スモークウッドキオク君]」を使い新しい天然材の家をご提案いたします。
「直接加熱方式」に分類される燻煙材(燻煙熱処理材)は、通常の乾燥材と比べ、 2.5倍の調湿効果(湿度を調整する作用)が得られます。
原木を「気体の対流」「熱の伝導」「煙の放射熱」で乾燥させることで、木の成長応力が緩和され、「割れ」「反り」「捻じれ」の軽減に繋がります。
杉燻煙熱処理材は、通常乾燥剤の2.5倍近くの消臭機能があり、部屋内の空気を浄化してしまう素晴らしい機能を持っています。
杉の香りは、人をリラックスさせる安眠効果、マイナスイオン効果など、科学的なデータも出ています。まさに、杉は癒しの建材です。
燻煙材(燻煙熱処理材は)、虫やカビが栄養にしているタンパク質を放射線と煙で分解し、虫やカビがつきにくい環境を作っています。
焼浮造り加工なので、素足でも滑らず、安全です。